前回に引き続き、効果的な日焼け対策をご紹介します。レジャー先はもちろん、近所へちょっと買い物に出向く際も、紫外線から肌を守ることを意識しましょう。今行う紫外線対策が10年後の肌の状態を左右すると言っても過言ではありません!
太陽光から肌を守る8つの簡単な方法をご紹介します。
4. サングラスをかける
肌と同様、目も日差しから守る必要があります。網膜や虹彩だけでなく、角膜も日焼けすることをご存じでしょうか。目の日焼け防止には、外出時、サングラスの着用が有効です。
できる限り、UVA とUVB を99~100%カットするサングラスを選ぶようにしましょう。
5. 周囲の環境にご注意を
私たちの周囲には、太陽光線を強めるものが多数存在します。水、ビーチの白砂、そして雲でさえもが、太陽光線を反射し、重篤な日焼けをもたらす可能性があります。したがって、周囲の環境に注意を向けることが必要です。出来るだけ日陰を探し、見つからない場合には、2章で述べたように、日焼け止めを頻繁に塗り直すようにしましょう。
6. 子供を守る
外で過ごすことが多い小さいお子さんは、特に日に焼けやすいと言えるでしょう。子供は単純にメラニンの生成量が少ないため、太陽光線による有害な副作用のリスクが高くなる傾向があります。
たとえ鬱陶しがられても、紫外線から身を守る方法をきちんと教えてあげてください。6ヶ月に満たない赤ちゃんには直射日光を当てないようにし、日焼け止めを塗り、できる限りカバーをしてあげましょう。
7.日陰を探す
どれだけ対策をしても、完璧に日焼けを回避し続けることは不可能です。また、 標高、湿度、季節、生態系、あるいは北半球か南半球かによっても、肌を保護する方法も大きく異なってきます。したがって、環境に応じ、肌を守るためにできることをなるべく多く実践することが大切です。歩く時には、日陰や、自然が豊かな場所などでは、涼しい川辺を選びましょう。乾燥した場所を避けることで、肌をなだめ、熱を冷ますこともできます。 太陽の熱から逃れるために、その場でできる限りのことをしてください。
8. 屋内に入る
炎天下で歩き回らなきゃいけないときでも、折を見てエアコンのきいた屋内で休む必要があります。 紫外線が最も強い朝10時頃から14時までの間は特に、日光への露出を抑え、日焼けや眩暈を感じた場合には、すぐに屋内に避難するようにしてください。
日焼けした肌を好む方もいますが、それらは肌の健康と安全を犠牲にしてまで手に入れるべきものではありません。急がずに、ゆっくりと時間をかけ、少しずつ焼いていけばよいのです。何よりも、肌を労わってあげましょう。自身の肌を一番ケアできるのは、外ならぬ自分自身です。